ソ道とは、即ち “ソース” の道。関西秘伝のソース(情報源)を関西古来のソースで香ばしく書きあげる、古今東西の情報の源流たるアドテック関西ならではの芸道である。

そんな分かったようで分からないコンセプトのブースを「アドテック関西2016」にて出展。メインビジュアルにて、アドテック関西を「デジタルマーケティングの情報源」と位置づけて掲げた「ソースは関西。」というコピーとの連動企画である。書道ならぬ「ソ道」というネーミングを思いついたときに「これだ!」と思った。

当初は、本物の書家(この日は「ソ家」)が自由に書きあげる設定だったが、急遽、わたしが来場者の方の悩みなどを聞いて、ソ家の先生が描くためのキャッチコピーを即興で考えるスタイルへ切りかえられることに。

アドテック関西の基調講演にて「ピッカピカの一年生」や「セブンイレブンいい気分」を手がけた杉山恒太郎氏が「作り手は、すぐに手を動かそうとするのではなく、しっかりと頭で考えなければいけない」みたいなことをおっしゃっている最中、まさかの即興コピーである。

わたしも最初こそ「コピーはそんなに簡単に書けるものじゃないんですよ」などとボヤいていたが、思いのほか盛況なことで調子に乗り、いつのまにか楽しんでしまっていた。開催中に100本以上のコピーを即興で考えたはずだが、以下の2本が特に印象に残っている。

sodo3

左は「LGBTへの理解をもっと面白く、大胆に広めたい」という会社の社長さんが口走ったフレーズを切りとったもので、右は仕事ができすぎることで有名なクライアント企業の若手社員を妬んで書いたもの。

とある大手広告代理店の方々に「ホワイト企業」「定時あがり」「枕営業」といった書(ソ)を渡したときはさすがに怒られるかと思ったが、爽やかに笑っておられた。「さすが、余裕があるな」と妬んだ。

ちなみに、ホリエモン氏も来てくれた。


こちらは男根をご崇拝されているという珍スポトラベラーの金原みわさん。飾っておくとソースが腐るので注意してほしい。

企画 / コピーライティング / パフォーマンス
@株式会社人間
2016年12月