2018年7月10日(火)

小説を書くことにした。昨日、「小説にタイトルなんていらないんじゃないのかね」などと言っていたくせに、先にタイトルがポンッと決まってしまった。

きっかけは昨日の夜更けに、Dと「コピーライターって肩書きだと、コンセプトをつくってからコピーや企画を書いているってのが伝わらないよね」と話していたとき。結果、コピーライターではなく、「ことばでコンセプトをつくってからコピーや企画などを考える人」と名乗ればいいやと考えるに至ったのだけれど、そんな説明がまどろっこしい仕事を死ぬまでずっとやっていたくないなとも思ってしまった。そのタイミングで、Dから「100人しか乗れない宇宙船で生きていくことになったときにもコピーライターをやりたいか」と聞かれ、「小説を描くね」と答えた。やることがなくてどうしようもなくヒマなときに読んでもらえるような小説を描きたい。そう考えたら、タイトルが不意に浮かんだ。

寝不足のまま、午前中は新宿へ。駅直結のタワービル内のオフィスで大学時代の旧友と再会。彼が手がけているサービスについて話しこんだのち、『J.S. BURGERS CAFE』へ。お互いの近況を報告するなかで、彼がすでに結婚していることを初めて知ったのだが、淡々と会話を進める。そこで驚いてしまえば、いつも同じ学生マンションで朝から晩まで遊び、沖縄の離島を二人で旅したこともある日々が、いかに遠のいてしまったのかをお互いに思い知らされてしまうだろうから。また今度、学生マンションに住んでいた他の奴らも交えて呑もうと、破線のついた約束をして別れる。

昼は、前回の東京出張で訪れた制作会社の代表の方にわざわざ繋げていただいた六本木の制作会社へ。「おもしろけりゃいい」ではなく、ヒアリングを通して課題を見極め、コンセプトを緻密につくりあげる過程をとても大切にされているスタンスにとても共感を覚えた。さっそく、なにか仕事をご一緒できそうな気がするので楽しみ。

夜は、田町の『ジョニーの原価酒場』のテラス席にて、クライアントの代表と役員の方と、プロジェクトの打ち上げバーベキュー。ひさしぶりにビールばかりをしこたま呑む。ほぼ同世代だし、なんだか考えかたの雰囲気も近しい部分があるし、他人のような気がしない人たち。これからも人生のいたるところでまた手を組み、なにかを一緒につくれたらいいなと思う。