2018年7月9日(月)

朝は、以前にお話をいただいていたコピーライティング教室の構成を考える。その後、Dが手がけているサービスの定例MTGを代官山のシェアオフィスでやるというのでお邪魔することに。途中、デニーズで昼飯を済ませながら、「暑い」とだけ言ってしまえば簡単だが、それでは自分が感じているのと同じ暑さを相手に伝えることができないのではないかという仮説が持ちあがり、「この暑さをいかに表現するか」について大喜利がはじまる。結果、「ブスも歩く暑さ」というフレーズが出現した。

なんだか小説と似ているかもねと話は続く。自分の今の心情の正体がなんなのかと問いつづけ、その正体の周りをぐるぐると描きつづけた先に、その中心に空白が生まれ、ぼんやりと認識できるようになっていく。ちょうど、ドーナツの穴のように。ただ、それはあくまで空白なので、ひとことで明確に示せるようなものではない。だから、小説を描きおえたあとにタイトルをつけるのが苦手なのだ。ひとことでは言えないものだからこそ、その周りをぐるぐると描きつづけてきたのに、最後の最後に「タイトルをつけろ」と言うのは酷である。そもそも、小説にタイトルなんていらないんじゃないのかね。そんなことを語っていたら代官山に到着。

進行中の案件の仕事をこなしつつ、Dが開催しようとしているらしい大喜利大会のルールに沿って、Dと再び大喜利対決。5本勝負で4勝1敗で勝ち。Dが本気で悔しがっているのを見て、大喜利の奥深さを思い知る。

その後、秘密すぎる大学「高野山大学」の公式インスタアカウント「曼荼羅具楽夢(マンダラグラム)」が公開されたのでシェア。先日のオープンキャンパスならぬ「SECRET CAMPUS(シークレットキャンパス)」と同じく、企画からコンセプトワーク、コピーライティングを担当した。「曼荼羅映え」「仏ジェニック」「功徳(シェア)する」という新しいことばを現世に発信できたことはコピーライターとして嬉しい。

夜は歩いて渋谷へ。同世代のコピーライターで最先端を走るHさんのオフィスへ立ちより、同じく最先端を走るKさんもまじえて三人で中華のコース。最先端を走る二人だけに圧倒的なスピードでくりひろげられることばの応酬を見ながら、自分は最先端ではない方向へ一歩ずつ後ずさりでもするかのように進むしかないなと感じる。