2018年6月9日(土)

朝起きると、部屋の主であるDもたまたま起きていたので、東京に来てから考えさせられている「コピーライターをやるのではなく、コピーライターとしてなにをやるのか」について、自分が「やりたい」と感じている二つのアイデアを聞いてもらうことに。先日にKさんから聞いた「地球少年・篠原祐太さん」の話が大きな参考になっている。

しばらく二人で意見をかわすうちに、一つの方向性がクリアになってきた。やっぱり、Dはすごい。すると、Dがその方向性を試してみる舞台としてぴったりの仕事をしている知り合いに電話をかけ、最初の実験をやらせてもらえることに。さっそく、渋谷のコワーキングスペース『PoRTAL』へ場所を移して実際にやってみると、やはり面白い。念のため、1枚の企画書にまとめて全体を俯瞰してみる。うん。イイと思う。やることにした。

夜は新橋へ。大手広告代理店に移籍した若手コピーライターと、新進気鋭の制作会社へ移籍した若手コピーライターと呑む。そのなかで「自分は『面白くもなんともないものが世間から評価されていることに対する怒り』がコピーを書く原動力だけど、ひゃくいちさんは怒らないのか」と聞かれる。それで「どちらかというと、自分は『世間から面白くもなんともないものと評価されていることに対するやさしさ』がコピーを書く原動力だ」と答える。

「やさしさ」という言葉がとっさに出てきたのは意外だった。血気盛んな若きコピーライターたちにとっては物足りない答えだったと思うけれど。まあ、たぶん、本音なのだから仕方ない。